チョコレートに糖尿病や心臓病を予防する効果?

(2016年4月) "British Journal of Nutrition" に掲載されたウォーリック大学などの研究によると、チョコレートが糖尿病や心血管疾患(心臓病や脳卒中)の予防に有効かもしれません。

研究の概要

18~69才の男女 1,153人のデータを分析したところ、ダーク・チョコレート(カカオ含有率が比較的高いチョコレート)を1日あたり100g食べるという人はインスリン抵抗性が少なく、肝臓の機能が良好でした。 インスリン抵抗性は糖尿病だけでなく心血管疾患のリスク要因でもあります。

この結果は、お茶やコーヒーの摂取量も考慮した後のものです。 お茶やコーヒーの摂取量を考慮したのは、お茶やコーヒーにもポリフェノールが豊富に含まれているためです。 チョコレートの有益な作用はチョコレートの成分であるポリフェノールによるものだと考えられています。
チョコレートを食べる人の特徴
1,153人のうち80%超がチョコレートを平均で毎日24.8g以上食べていました。 チョコレートを毎日食べるという人は、以下に該当する傾向にありました:
  • 若い。
  • 運動量が多い。
  • 教育水準が高い。
留意点
チョコレートを食べているためにインスリン抵抗性が少なかったり肝機能が良好だったりするのではなく、生活習慣や健康状態が良好な人がチョコレートを食べることが多く、そういう人でインスリン抵抗性が少なかったり肝機能が良好だったりするために、チョコレートがインスリン抵抗性や肝機能に良い影響をもたらしているように見えているという可能性もあります。