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チョコレートが心臓病や脳卒中の予防に効果?(1/2ページ)

(2015年6月) "Heart" 誌に掲載された英国の研究によると、チョコレートを食べることによって心臓病や脳卒中のリスクが下がるかもしれません。

研究の方法
この研究では、英国のノーフォーク州に住む男女 20,951人(男性 9,214人)を対象に、食生活や生活習慣に関するアンケートを実施したのち平均12年間にわたる追跡調査を行いました。
  • 追跡期間中に致命的または非致命的な冠動脈疾患または脳卒中を起こしたのは14%にあたる 3,013人でした。
  • チョコレートの平均摂取量は1日あたりに換算して7g、最も摂取量が多い人では100gでした。 チョコレートを食べる習慣がなかった人は約20%でした。
  • チョコレート摂取量に応じてデータ全体を5つのグループに分割しました。 摂取量が最も多いグループで1日あたり15.6~98.8g。
結果
チョコレート摂取量と食生活・生活習慣
チョコレート摂取量が多い人には次のような傾向がありました:

これらはいずれも心血管疾患(心臓病や脳卒中)のリスクの低さを示します。

その一方でチョコレート摂取量が多い人には、摂取カロリーが多い、食事に含まれる脂肪・炭水化物の量が多い、タンパク質の摂取量が少ない、飲酒量が少ないという傾向も見られました。

チョコレート摂取量と心血管疾患・死亡リスク

チョコレートを食べる習慣がまったく無いグループに比べて、チョコレート摂取量が最も多いグループでは心血管疾患のリスクが11%、および心血管疾患による死亡のリスクが25%低下していました。

これらの結果は心血管疾患のリスクに影響する各種要因(CRPを除く)を考慮したうえでのものです。

CRPを検査した 16,162人に限った分析(最終的な分析)では、チョコレート摂取量が最も多いグループはチョコレートを食べる習慣がまったく無いグループに比べて、心血管疾患のリスクが18%低くなっていました。