チョコレートが心臓に良いのは腸内細菌のお陰だった

(2014年3月) 米国化学会で発表されたルイジアナ州立大学の研究によると、チョコレート(ココア)が心臓の健康に有益である仕組みが解明された可能性があります。

食べたチョコレートがお腹の中で腸内細菌によって醗酵して抗炎症性の化合物を放出し、この化合物が心血管(心臓や血管)に良い作用をもたらしていると考えられるのです。

研究者は次のように述べています:
「腸内細菌には善玉菌と悪玉菌が存在しますが、このうちの善玉菌がチョコレートを好んで食べます。 腸内に住むビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が、ヒトが食べたチョコレートをエサとして食べて、チョコレートを醗酵させます。 そして、このときに抗炎症作用のある化合物が生産されるのです」
この化合物は、人体に吸収されると心血管(心臓や血管の)組織の炎症を低減する作用を発揮します。 そして、炎症の低減によって心血管疾患の長期的なリスクが低下します。
つまり、チョコレートが心臓に良い影響をもたらすのはチョコレートがプレバイオティクスだからだというわけです。
この研究ではさらに、ダークチョコレートと同時にザクロやアサイーなどの果物を食べるとチョコレートの健康効果が増強されることも示されています。