チョコレートを食べて気分を改善するコツ

(2016年9月) 「チョコレートを食べると幸せになれる」と言われていますが、"Appetite" 誌に掲載されたゲティスバーグ・カレッジ(米国)の研究によると、チョコレートを食べて気分を改善するには食べ方が大切です。

研究の方法
258人の被験者を次の4つのグループに分けて食後の気分を比較しました:
  1. クラッカー(75kcal)を普通に食べるグループ。
  2. クラッカーをマインドフルに食べるグループ。
  3. チョコレート(75kcal)を普通に食べるグループ。
  4. チョコレートをマインドフルに食べるグループ。
「マインドフルに食べる」とは?

「マインドフルに」という表現は、マインドフル瞑想法に由来していると思われます。

したがって「マインドフルにチョコレートを食べる」とは、チョコレートの味はもちろんのこと歯ごたえ・舌触り・喉ごし・手触り・香り・咀嚼音・見た目などにも注意を払い、五感を研ぎ澄ませチョコレートに集中して食べるということでしょう。
結果

チョコレートをマインドフルに食べたグループは、他の3つのグループよりも食後にポジティブな気分が強くなっていました。

結論
研究チームは次のように結論付けています:
「チョコレートは気分をポジティブにする効果があるようだった(*)が、その効果はチョコレートをマインドフルな食べ方で食べた場合に顕著だった」
(*) マインドフルでない食べ方でチョコレートを食べたグループでも、クラッカーを食べたグループよりは気分が改善されていたのでしょう(ただし恐らく、クラッカーのグループとの気分の差が統計学的に有意ではなかった)。