チョコレート消費量が多い国ほどノーベル賞が多い

(2012年10月) "New England Journal of Medicine" に掲載された米国の研究により、チョコレート消費量の多い国ほど、ノーベル賞の獲得数(人口当たり)が多いという驚愕の事実が明らかになりました。

研究の方法

23ヶ国のチョコレート消費量を調べあげ、ウィキペディアで各国の人口当たりのノーベル賞受賞者数を調べました。

結果

人口当たりのノーベル賞獲得数一位はスイス、その次がスェーデンとデンマークでした。 米国はチョコレート消費量とノーベル賞獲得数ともに真ん中あたり。 そして、各国のチョコレート消費量とノーベル賞獲得数に見事な相関関係が見られました。

研究者による試算では、米国が人口あたりのノーベル賞獲得数をもう1つ増やすにはチョコレートの消費量を年間で2億7千5百万ポンド(1ポンドは450グラム程度。なので、12万トン以上)増やす必要があります。

ノーベル賞受賞者のコメント

2001年にノーベル賞を受賞した米国人の物理学者エリック・コーネルさんは「ノーベル賞を受賞できたのは基本的に大量に食べたチョコレートのおかげだ」と、チョコレートとノーベル賞受賞の関係を認める発言をしています。 ただし、「ミルクチョコレートは頭が悪くなるのでオススメできない。ブラック・チョコレートを食べなさい」とのことです。

p値

この統計のp値はなんと、0.0001 でした。 これはつまり、この統計結果が偶然である確立が1万分の1以下であるということです。 つまり、確率だけを見れば今回の研究結果が真っ当な学会誌に掲載されてもおかしくはないわけです。

p値はこれまでにも、常識に反する統計結果を裏付けています。 例えば、ヨーロッパにおけるコウノトリの生息数と(ヒトの)出生率や、太陽の黒点の数と男性の自殺者数などです。

p値も絶対ではない
ただし実際には、このp値というのは当てにならない場合もあるそうです。 今回の結果にしても、裕福な国でチョコレートの消費量が多く、そして裕福な国でノーベル賞受賞者が多いので、チョコレートの消費量が多い国でノーベル賞受賞者数が多いと考えられるわけであって、チョコレートの消費量とノーベル賞受賞者数の間に因果関係があるわけではないそうです。