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チョコレートを適度に食べる閉経後の女性は糖尿病になることが少ない

(2017年4月) "European Journal of Clinical Nutrition" に掲載されたニューヨーク市立大学などの研究で、閉経後の女性にチョコレートを食べる習慣があると2型糖尿病になるリスクが低いという結果になりました。 ただし、食べる頻度が適度であるなどいくつかの条件があります。

研究の方法

糖尿病ではない閉経後の女性9万2千人超のチョコレート摂取頻度を調べ、その後12.5年間にわたり2型糖尿病の発症状況を追跡調査しました。

結果

12.5年間のうちに1万件超の女性が糖尿病になりました。

チョコレート(*)を食べる頻度が月に1回未満であるというグループに比べて次のようなリスクの違いがありました:
  • 1回/月~1.5回/月未満: リスク差なし
  • 1.5回/月~3.5回/月未満: -8%
  • 3.5回/月~3回/週未満: -7%
  • 3回/週以上: リスク差なし
(*) チョコレート1回分の量は1オンス(約28g)。
ただし、「チョコレートを適度に食べていると2型糖尿病になることが少ない」という関係が統計学的に有意だったのは、65才未満の場合や身体活動量(*)が人並み以下の場合だけでした。
(*) 運動や家事などで体を動かす量。