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コレステロールに問題がある人はアルツハイマー病になりやすい?

(2013年12月) コレステロールが多い人にアルツハイマー病が多いことが知られていますが、"JAMA Neurology"に掲載されたカリフォルニア大学デイビス校の研究により、善玉の HDLコレステロールが多く悪玉のLDLコレステロールが少ない人ほど、アミロイドβ(アルツハイマー病患者の脳に蓄積が見られる毒性のタンパク質)の蓄積量が少ないことが明らかになりました。

研究の方法

70才以上の男女74人のアミロイドβの蓄積量を、トレーサーとPETスキャンを用いて測定しました。 74人の認知機能の内訳は、3人が軽度の認知症、33人が正常、38人が軽度認知障害(MCI)というものでした。

結果

絶食時にコレステロールを計測したところ、LDLコレステロールが高くHDLが低い人ほど、アミロイドーβの蓄積量が多くなっていました。

解説

今回の結果から、アルツハイマー病にとっても心血管疾患と同様にHDLコレステロールが有益で、LDLコレステロールが有害であると思われます。

ただし今回の研究だけでは、コレステロールの改善がアルツハイマー病の予防に有効であると断言はできません。