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睡眠を取る時間帯と心臓の健康に影響する生活習慣との関係

(2016年4月) "Annals of Behavioral Medicine" に掲載されたペンシルバニア大学などの研究で、心臓の健康に悪影響を及ぼす行動と睡眠を取る時間帯との間に関係が見られるという結果になりました。出典: Finding Sleep's Sweet Spot

研究の方法

40~69才の英国人男女44万人近くのデータを分析しました。 データに含まれていたのは、睡眠時間の長さ・睡眠を取る時間帯・運動量・PCやテレビの使用時間・果物や野菜の摂取量・喫煙量などでした。

結果

睡眠時間の長さが普通(7~8時間)であっても夜型の(就寝時間も朝起きるのも遅い)人は、朝型で睡眠時間の長さも普通の人に比べて、喫煙習慣があったり、座って過ごす時間が長かったり、果物・野菜を食べることが少ないという結果でした。

喫煙習慣・不健康な食生活・座りがちな生活は、英米における心臓病や脳卒中による死亡の約4割の原因になっていると推算されています。

この研究の実用性

この研究だけでは実用性は無さそうです。 早い時間帯に床に就くようにすることで喫煙習慣・不健康な食生活・座りがちな生活が改善されるかどうかを今後の研究で調べる必要があります。

研究の弱点
今回の研究の弱点として次の2つが挙げられています:
  • 95%が白人で、人種的なバラエティーに欠けてる(他の人種では同じ結果にならない可能性がある)。
  • データの大部分が本人の自己申告による(研究チームにより客観的に測定されたデータではない)。