睡眠不足だけでなく睡眠リズムの乱れも糖尿病のリスク要因

(2014年6月) "Diabetes" 誌に掲載されたシカゴ大学の研究によると、夜勤などによりサーカディアン・リズム(体内時計)がズレている人では、睡眠が不足していなくても糖尿病のリスクが増加する可能性があります。

研究の方法

この研究では、26人の成人を2つのグループに分けて、一方のグループ(通常グループ)には3日間にわたって1日10時間の睡眠で過ごした後に、8日間にわたって1日5時間の睡眠で過ごしてもらい、もう一方のグループ(夜勤グループ)には3日間にわたって同じく1日10時間の睡眠で過ごした後に、8日間のうちの4日間の就寝時間を遅らせたうえで1日5時間の睡眠で過ごしてもらいました。

結果

睡眠時間を減らした8日間では、両グループにおいてインスリン感受性の低下(インスリンが利き難くなる)と炎症の増加が見られました。 インスリン感受性の低下を補うようなインスリン分泌量の増加は見られませんでした。

しかしながら、男性では夜勤グループの方がインスリン感受性の低下と炎症の増加が激しく、いずれの程度についても通常グループの2倍になっていました。