コーヒーの飲用習慣と転倒のリスク

(2019年4月) "American Journal of Clinical Nutrition" に掲載されたマドリード自治大学の研究で、コーヒーを飲む習慣があると転倒のリスクが低いという結果になっています。
著者: Marcos D Machado-Fragua et al.
タイトル: Habitual coffee consumption and risk of falls in 2 European cohorts of older adults

研究の方法

スペインまたは英国に住む60才以上の男女1万2千人弱を対象に、コーヒーの飲用習慣を調べたのち何年間か(スペインのデータでは 2008~2010年から 2015年まで、英国のデータでは 2006年から 2016年まで)にわたり転倒の発生状況を追跡調査しました。

結果

コーヒーを1杯/日未満しか飲まないグループに比べて、コーヒーを毎日2杯以上飲むグループでは転倒のリスクが26%低下していました。

カフェインを含有する普通のコーヒーと、カフェインを除去したデカフ・コーヒーとに分けて分析すると、普通のコーヒーに限り、コーヒーを毎日2杯以上飲むグループで転倒リスクが30%低下していました。

コーヒー飲用習慣と骨折を伴う転倒のリスクとの間には関係が見られませんでした。