コーヒーを飲む習慣がある人は肝臓ガンのリスクだけは低かった

(2019年5月) "British Journal of Cancer" に掲載された英国の研究で、コーヒーを飲む習慣がある人は肝臓ガンのリスクが低いという結果になりました。
著者: Kim Tu Tran et al.
タイトル: Coffee consumption by type and risk of digestive cancer: a large prospective cohort study

研究の方法

英国に住む男女47万人を対象に、コーヒーの飲用習慣についてアンケートで尋ねたのち7.5年間にわたり消化器系のガンの発生状況を追跡調査しました。

結果

消化器系ガンのうちコーヒー飲用習慣と発症リスクの間に関係が見られたのは肝細胞ガンだけでした。

肝細胞ガンの追跡期間中における発生件数は88件で、コーヒー飲用習慣がある場合には発症リスクが50%低下していました。

コーヒーをインスタント・コーヒーとレギュラー・コーヒーとに分けて分析すると、どちらでも肝細胞ガンのリスクが低下していました(インスタントは-49%、レギュラーは-53%)が、レギュラー・コーヒーは統計学的な有意性に問題がありました(95% CI 0.20, 1.08)。