コーヒーを飲む習慣がある人は慢性腎疾患になりにくい? ②

(2018年6月) "The American Journal of Medicine" に掲載された延世大学校(韓国)などの研究で、コーヒーを飲む習慣があると慢性腎疾患(CKD)になりにくいという結果になりました。
Jong Hyun Jhee et al. "Effects of Coffee Intake on Incident Chronic Kidney Disease: Community-Based Prospective Cohort Study"

研究の方法

腎機能が正常な男女 8,717人(平均年齢52才。48%が男性)を対象に、アンケート調査でコーヒー飲用習慣について尋ねたのち、平均11.3年間にわたりCKDの発症状況や腎機能(eGFR値)の下がり方を追跡調査しました。

データの分析においては、血圧のほか高血圧/心臓病/脳卒中/糖尿病の有無やカフェインを含有する食品(茶やチョコレート)の摂取量を考慮しました。

結果

53%の人にコーヒーを飲む習慣がありました。 追跡期間中に9.5%の人がCKDになりました。

コーヒーを毎日飲む習慣がある場合には飲む習慣がない場合に比べて、CKDになるリスクが次のように低下していました:
  • 毎日1杯: -24%
  • 毎日2杯以上: -20%
コーヒーを飲む習慣がある人は腎機能の低下ペースもゆっくりでした。