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コーヒー豆は浅煎りのほうが抗酸化・抗炎症効果が強い

(2017年6月) "Journal of Medicinal Food" に掲載された研究で、コーヒー豆を深煎りにしてもカフェインはさほど減らないけれど、抗酸化・抗炎症効果が低下するという結果になりました。

研究の方法

アラビカ種のコーヒー生豆をライト・ミディアム・シティ・フレンチという4段階で焙煎(ロースト)し、焙煎後のコーヒー豆の成分や抗酸化・抗炎症能力をDPPH検査(抗酸化能力を調べる検査)や細胞実験で調べました。

結果

深煎りでも浅煎りでもコーヒー豆のカフェイン含有量にあまり変化はありませんでしたが、クロロゲン酸の含有量は浅煎りから深煎りになるにつれて減ってゆき(*)ました。 コーヒー抽出物に備わる抗酸化・抗炎症能力も深煎りになるほどに低下していました。
(*) ライト:5.7mg/g、ミディアム:3.7mg/g、シティ:1.5mg/g、フレンチ:0.2mg/g

クロロゲン酸について

クロロゲン酸はポリフェノールの一種で、強力な抗酸化作用があるほか抗炎症作用も期待されています。 マウス実験では、クロロゲン酸に肥満抑制・インスリン抵抗性の軽減・肝脂肪の蓄積防止といった効果のあることや、クロロゲン酸を摂り過ぎる(*)と逆に体脂肪が減りにくくなったりインスリン抵抗性が増加したりすることが示されています。
(*) 5~6杯/日のコーヒーに含有されるのに相当する量のクロロゲン酸。
これまでに複数の研究で、コーヒーの飲用習慣があると糖尿病・肝臓疾患・脳卒中・ガンなどのリスクが低いという結果になっていますが、こうした研究を行った研究者の多くは、クロロゲン酸にこれらの病気を予防する効果があるのではないかと考えています。
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