「最新健康ニュース」のコンテンツを閲覧以外で利用する方は「引用・転載・ネタ探しをするときのルール」をご覧ください。

コーヒーにささやかな乳ガン予防の効果。 特に閉経後の女性で

(2018年1月) 欧州の研究グループが"Nutrients" 誌に発表したメタ分析によると、特に閉経後の女性の場合にはコーヒーに乳ガンを予防する効果が期待できそうです。

メタ分析の方法

コーヒー飲用量と乳ガンになるリスクとの関係を調べた21の前向きコホート研究(2017年3月までに発表されたもの)のデータを分析しました。 データに含まれる人数は100万人超、乳ガンの症例数は3万6千件超でした。

結果

閉経前の女性と閉経後の女性とを区別せずに分析したところ、コーヒー飲用量が多くても乳ガンになるリスクはあまり明確には減っていませんでした。 飲用量が最少のグループに比べて最大のグループで乳がんのリスクが4%低いだけで、統計学的な有意性も微妙(95% CI: 0.93-1.00)だったのです。

用量反応分析では、次のようなコーヒー飲用量(1日あたり)と乳がんリスク低下の関係が見られました:
  • 1杯: -1%(ただし、95% CI: 0.98-1.00)
  • 2杯: -2%
  • 3杯: -3%
  • 4杯: -4%
  • 5杯: -5%
  • 6杯: -7%
  • 7杯: -8%

閉経後の女性

閉経後の女性のデータだけを分析すると、コーヒー飲用量が最大のグループは最少のグループに比べて、乳ガンになるリスクが8%低下していました。 コーヒーを毎日4杯飲むと乳ガンになるリスクが10%低下するという計算になります。