Erikka Loftfield et al. "Association of Coffee Drinking With Mortality by Genetic Variation in Caffeine MetabolismFindings From the UK Biobank"
研究の方法
英国に住む38~73才(平均57才)の男女50万人(54%が女性、78%がコーヒー飲用者)のコーヒー飲用習慣などを調べたのち10年間ほどにわたり生存状況を追跡調査しました。
結果
追跡期間中に1万4千人超が死亡しました。
コーヒー飲用習慣がある場合には飲用習慣が無い場合に比べて、死亡リスク(死因は問わない)が次のように低下していました:- 1杯未満/日: リスク低下なし
- 1杯/日: -8%
- 2~3杯: -12%
- 4~5杯: -12%
- 6~7杯: -16%
- 8杯以上: -14%
コーヒーの種類(レギュラー/インスタント/デカフ)別やカフェイン代謝に関与する遺伝子(AHR/CYP2A6/CYP2A6/PORの4つ)のタイプ別に分析しても同じような結果となりました。