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コーヒー習慣がある人はカフェイン面での体質にかかわらず死亡リスクが低い

(2018年7月) "JAMA Internal Medicine" に掲載された米国立衛生研究所(NIH)などによる研究で、コーヒーを飲む習慣がある人はカフェインの処理に関わる遺伝子のタイプにかかわらず死亡リスクが低いという結果になりました。
Erikka Loftfield et al. "Association of Coffee Drinking With Mortality by Genetic Variation in Caffeine MetabolismFindings From the UK Biobank"

研究の方法

英国に住む38~73才(平均57才)の男女50万人(54%が女性、78%がコーヒー飲用者)のコーヒー飲用習慣などを調べたのち10年間ほどにわたり生存状況を追跡調査しました。

結果

追跡期間中に1万4千人超が死亡しました。

コーヒー飲用習慣がある場合には飲用習慣が無い場合に比べて、死亡リスク(死因は問わない)が次のように低下していました:
  • 1杯未満/日: リスク低下なし
  • 1杯/日: -8%
  • 2~3杯: -12%
  • 4~5杯: -12%
  • 6~7杯: -16%
  • 8杯以上: -14%

コーヒーの種類(レギュラー/インスタント/デカフ)別やカフェイン代謝に関与する遺伝子(AHR/CYP2A6/CYP2A6/PORの4つ)のタイプ別に分析しても同じような結果となりました。

結論

今回の結果から、コーヒーに含まれるカフェイン以外の成分が死亡リスクに影響するのだと考えられます。 研究グループは「コーヒー飲用は健康的な食生活の一環となりうる」と述べています。