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コーヒーに備わる12の健康効果②

眠気覚まし

コーヒーの成分であるカフェインに、眠気を覚まして集中力を増す効果のあることはよく知られています。 ただし、自動車の運転中にコーヒーを飲むのは運転の妨げとなります。 運転前にコーヒーを飲んでおくようにしましょう。

歯周病の予防

2014年に発表されたボストン大学の研究で、コーヒーを飲用している人では歯周病による骨の損失がわずかに減るという結果になってます。

気分改善

米国立衛生研究所(NIH)が行った研究に、コーヒーを1日に4杯以上飲む成人は、そうでない人に比べて鬱になるリスクが10%ほど低下するという結果になったものがあります。 ハーバード大学の最近の研究でも、(デカフではなくて)カフェインの入ったコーヒーを毎日2~3杯飲むことで自殺のリスクが有意に減少するという結果が出ています。

コーヒーによる気分改善効果の理由としては、カフェインがドーパミンなどの神経伝達物質に作用することで穏やかな抗鬱剤のような効果をもたらすのではないかと考えられています。 またコーヒーには、気分を良くする効果のある揮発性の芳香化合物も含まれています。 マウス実験では、コーヒーに含まれる芳香化合物に抗不安効果のあることが示されています。

アルツハイマー病の阻止

認知機能に軽度の低下が見られる65才以上の高齢者を2~4年間追跡した研究で、研究期間中のコーヒー飲用量が1日3杯以上の場合には、飲用量が3杯未満の場合よりも、軽度認知症からアルツハイマー病へと進行しにくいという結果が出ています。

イリノイ大学などが行った動物実験によると、コーヒーのアルツハイマー病予防効果はカフェインのお陰かもしれません。

糖尿病予防

"European Journal of Nutrition" に掲載されたメタ分析(過去の複数の研究のデータを調査したもの)によると、カフェイン入りまたはカフェイン抜きのコーヒーの一日あたりの飲用量が2杯増えることに、2型糖尿病のリスクが10~12%減少します。 コーヒーによる糖尿病予防効果は、 BMIが正常範囲内にある人で特に顕著でした。 つまり、糖尿病になるリスクがそもそも少ない人に対して、コーヒーの糖尿病予防効果が強く発揮されるというわけです。

この研究ではカフェインの入っていないコーヒーでも糖尿病の予防効果がありました。 したがって、コーヒーによる糖尿病予防効果はカフェインの有無には左右されないのかもしれません。

マウスに高脂肪のエサを与えても同時にクロロゲン酸(コーヒーの成分)を投与することによって、体重の増加が抑制され血糖値も正常に保たれるという結果になった研究もあります。

抗酸化効果

アラビカ種のコーヒー(市販されているレギュラーコーヒーは大抵がアラビカ種)を4週間にわたって毎日3杯飲んだところ、DNAの酸化ダメージが減少するという結果になった研究があります。 アラビカ種のコーヒーには、カフェオイルキナ酸(クロロゲン酸の一種)という抗酸化物質が豊富に含まれています。