コーヒーを毎日4杯とか飲む人は心臓発作のリスクが高い

(2018年5月) "Oncotarget" 誌に掲載されたメタ分析で、コーヒーを3杯/日を超えて飲む人は心筋梗塞(心臓発作)のリスクが高いという結果になりました。

メタ分析の方法

コーヒー飲用習慣と心筋梗塞のリスクとの関係を調べた17の研究(1970年~2017年2月9日のうちに発表されたもの)のデータを分析しました。 17の研究のうち6つがコホート研究で11がケース・コントロール研究でした。 データに含まれる人数は合計23万人超でした。

結果

コーヒーを飲む習慣があっても1日あたりの飲用量が1~3杯(*)の場合には、コーヒーを飲む習慣がない(1杯/日未満)場合と心筋梗塞のリスクに違いが見られませんでした。

コーヒーを3~4杯/日(*)飲む場合にはコーヒーを飲む習慣がない場合に比べて、心筋梗塞のリスク(オッズ比)が40%高くなっていました。 コーヒー飲用量が4杯超の場合には、この数字は48%でした。

(*) 「1~3杯」と「3~4杯」はどちらも「3杯」を含みます。 したがって、コーヒー飲用量が3杯/日の場合に心筋梗塞のリスクが増えるのか増えないのか、この部分でははっきりしません。

しかし、論文要旨の「結論」の部分に「コーヒー飲用量が3杯超/日だと心筋梗塞のリスクが高かった」とあるので、コーヒー飲用量が3杯/日であれば心筋梗塞のリスクは増えていなかったのでしょう。 「3杯超」という表現の場合「3杯」は含まれません。

解説

コーヒーをたくさん飲む人は喫煙者であることが多いので、コーヒーをたくさん飲む場合に心筋梗塞のリスクが増加していたのはコーヒーというよりも喫煙が原因かもしれません。 また、今回のデータは50~60才ほどの人が主だったため、他の年齢層の人に関しては話が別かもしれません。