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コーヒーに肝臓ガン予防の効果③

(2016年8月) "OncoTargets and Therapy" 誌に掲載された福建医科大学(中国)の研究(メタ分析)により、コーヒーの飲用に肝臓ガンを予防する効果のあることが再確認されました。

メタ分析の方法
コーヒーの飲用と肝細胞ガン(*)との関係について調べ 2015年8月までに発表された11の研究のデータを分析しました。 データに含まれる人数は34万人ほど、肝臓ガンの発症件数は 2,800件ほどでした。
(*) 肝臓ガンの中で最も一般的。
結果
飲用習慣がある場合 vs. 無い場合

データ全体では、コーヒーの飲用習慣がある場合には、飲用習慣が無い場合に比べて肝臓ガンになるリスクが50%低下していました。

アジア(主に日本)を舞台に行われた研究とアジア以外の地域で行われた研究に分けてデータを分析すると、コーヒーの飲用習慣がある場合には飲用習慣が無い場合に比べて、前者では70%超のリスク低下だったのに対して、後者では20%足らずのリスク低下に過ぎませんでした。

日本で行われた研究では、肝臓疾患の患者においてもコーヒーで肝臓ガンのリスクが低下していました。
コーヒーによる肝臓ガンのリスク低下がアジアで顕著だった理由について、研究チームは触れていません。
飲用量が多い場合 vs. 飲用習慣が無い場合
データ全体で、飲用量が多い(*)場合と飲用習慣が無い場合とを比較したところ、飲用量が多い場合に肝臓ガンのリスクが80%近く低下していました。 この数字は、アジアの研究に限ると85%超、その他の地域では35%でした。
(*) 1日あたり1杯~3杯。 研究により異なる。