コーヒーを飲む習慣がある人では早死にのリスクが低下①

(2015年3月) "American Journal of Clinical Nutrition" に掲載された国立がん研究センター(日本)などの研究で、コーヒーを飲む習慣がある人では色々な死亡率が低下するという結果になりました。

研究の方法

この研究では、40~69才の日本人男女 90,914人を平均18.7年間にわたって追跡調査して、コーヒーの飲用習慣と総死亡率や特定の死因による死亡率との関係を分析しました。 この人たちはいずれも、追跡開始の時点においてはガン、脳卒中、および虚血性心臓疾患(狭心症や心筋梗塞など)の病歴がありませんでした。

結果

追跡期間中に亡くなったのは 12,874人でした。 死亡率に影響しうる様々な要因を考慮したうえでデータを分析したところ、男女を問わずコーヒーの飲用によって総死亡率が低下していました。

コーヒーを全く飲まないグループを基準とした場合の総死亡リスク低下率は次のようなものでした:

  • 1杯/日未満: -9%
  • 1~2杯/日: -15%
  • 3~4杯/日: -24%
  • 5杯/日以上: -15%
コーヒーを飲む量が1日あたり3~4杯のときに総死亡率が最低で、それより多くても少なくても総死亡率が増えるというわけですね。

死因別の分析では、心臓疾患、脳卒中、または呼吸器疾患による死亡のリスクもコーヒー飲用によって低下していました。