コーヒーを飲む習慣がある人では早死にのリスクが低下②

(2015年11月) "Circulation" 誌に掲載されたハーバード大学の研究で、コーヒーを適度に飲む習慣がある人は早死にすることが少ないという結果になりました。

研究の方法

医療関係者21万人足らず(女性は16万8千人ほど、男性は4万人超)のデータを分析しました。 データには、約30年にわたり4年ごとに行われた食生活に関するアンケート調査の結果が含まれていました。

結果

データ全体の分析では、コーヒーを1日に1~5杯飲むグループで(コーヒーを飲まないグループに比べて)死亡率が下がっていた一方で、1日のコーヒー飲用量が5杯を超えるグループでは死亡率が下がっていませんでした。

喫煙歴が無い人に限った分析では、心血管疾患(心臓病や脳卒中)・2型糖尿病・神経変性疾患(パーキンソン病)・自殺などで死亡するリスクが、コーヒーを1日に3.1~5杯飲むグループでは15%、コーヒーを5杯超飲むグループでは12%低くなっていました(*)。 ガンのリスクとコーヒー飲用量との間には関係が見られませんでした。
(*) 比較対象はいずれもコーヒーを飲まないグループ。

この結果は、喫煙習慣・BMI・運動量・飲酒量・食生活などの要因を考慮した後のものです。 カフェイン抜き(デカフ)のコーヒーでも統計学的に有意に早死にのリスクが下がっていました。