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コーヒーを飲む習慣がある中高年者は早死にすることが少ない

(2017年8月) スペインで開催中であるESC Congress 2017で発表された研究で、45才以上の場合に限りコーヒーを飲む習慣があると早死にすることが少ないという結果になっています。

研究の方法

スペインに住む平均年齢38才の男女2万人弱を対象に、コーヒー飲用習慣などに関するアンケート調査を行ったのち、平均10年間にわたり死亡状況を追跡調査しました。

結果

追跡期間中に337人が死亡しました。

コーヒーを飲む習慣が無いグループに比べて、コーヒーを毎日4杯以上飲むというグループは死亡リスク(死因を問わない)が64%低いという結果でした。 1日に飲むコーヒーの量が2杯増えるごとに死亡リスクが22%低下するという計算になります。

45才以上の人に限る

ところが年齢別に分析すると、コーヒーを飲む習慣によって死亡リスクが下がっていたのは45才以上の場合だけで、それよりも若い人ではコーヒー飲用習慣と死亡リスクとの間に統計学的に有意な関係が見られませんでした。

45才以上の人のデータに限ると、1日に飲むコーヒーの量が2杯増えるごとに死亡リスクが30%低下するという計算になります。

類似研究

これまでの類似研究でも、コーヒーを飲む習慣がある人は死亡リスクが低いことが示されています。 ただし、コーヒーを飲む量が多すぎる(4杯以上/日など)と死亡リスク低下の効果が落ちたり逆効果になったりするという研究も複数存在します。