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コーヒーを飲む習慣がある人は腎臓ガンのリスクが低いが、デカフ・コーヒーだと逆に...

(2017年6月) "Cancer Causes & Control" 誌に掲載されたメイヨー・クリニック(米国)の研究で、カフェインを含有する普通のコーヒーを飲む習慣があると腎臓がんのリスクが低下するものの、デカフ・コーヒーと呼ばれ特殊な製法によりカフェインを除去したコーヒーを飲む習慣があると一部の腎臓がんのリスクが増加するという結果になりました。

研究の方法

腎細胞ガン(*)の患者 1,001人と、腎細胞ガンではない男女669人を対象にコーヒーの飲用習慣などに関するアンケート調査を実施し、コーヒーの飲用習慣と腎細胞ガンのリスク(オッズ比)との関係を調べました。
(*) 最も一般的なタイプの腎臓ガン。

結果

普通のコーヒー

カフェインが除去されていない普通のコーヒーを飲む習慣がある場合には、コーヒーを飲む習慣がない場合に比べて、腎細胞ガンのリスクが26%低くなっていました。

デカフ・コーヒー

カフェインを除去したデカフ・コーヒーを飲む習慣がある場合には、コーヒーを飲む習慣がない場合に比べて、腎細胞ガンの一種である腎明(淡明)細胞ガン(*)のリスクが高くなっていました。

デカフ・コーヒーの飲用習慣によるリスク増加が顕著だったのは、腎明細胞ガンのなかでも侵攻型(増殖が速いタイプ)のもので、このタイプのガンに限ると80%のリスク増加でした。

(*) 腎細胞ガンの一種。 Wikipedia によると腎細胞ガンの70%が腎明細胞ガン。 米国立衛生研究所(NIH)によると、腎臓ガン全体の92%(腎細胞ガンの92%ではない)が腎明細胞ガン。

したがって腎明細胞ガンは、腎臓ガンの一種である腎細胞ガンの、そのまた一種であるといっても、腎臓ガンの大部分を占めるガンであるということになります。
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