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コーヒーに2型糖尿病を予防する効果

(2018年3月) カロリンスカ研究所(スウェーデン)の研究グループが "Nutrition Reviews" に発表したシステマティック・レビューによると、コーヒーに2型糖尿病を予防する効果が期待できそうです。

研究の方法

コーヒー飲用と2型糖尿病のリスクとの関係を調べた30の前向き研究(2017年12月1日までに発表されたもの)のデータを分析しました。 データに含まれる人数は120万人弱、2型糖尿病の発生件数は5万3千人強でした。

結果

コーヒー飲用量が多い(中央値で5杯/日)グループは飲用量が少ない(中央値で0杯/日)グループに比べて、2型糖尿病になるリスクが29%低下していました。

コーヒーを飲む量が1杯/日増えるごとに2型糖尿病になるリスクが6%下がるという計算になります。 カフェイン入りの(普通の)コーヒーとカフェイン抜きのコーヒー(デカフ・コーヒー)に分けて分析すると、普通のコーヒーでは7%、デカフ・コーヒーでは6%という数字になりました。

考えられる理由

コーヒーで2型糖尿病のリスクが低下するのは、コーヒーに備わる抗酸化・抗炎症・熱生産(脂肪燃焼)作用のおかげかもしれません。 コーヒーがアデノシン受容体シグナル伝達や腸内細菌の種類構成に影響している可能性も考えられます。