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認知症予防に紅茶は有効だが緑茶は有効ではない?(2/2ページ)

補足情報
留意点

今回の結果は必ずしも、お茶を飲む習慣がある人で認知機能が低下しにくくなっていることを示すわけではありません。 認知機能が低下した人がお茶を飲まなくなっているという可能性も考えられます。

他の研究では様々な結果に

今回の研究と同様に緑茶よりも紅茶の方が認知機能維持の効果が強いことを示唆する研究もありますが、今回とは逆に緑茶にのみ認知機能維持の効果があることを示唆する研究や、お茶の種類に関わらず認知機能の維持に有効であることを示唆する研究もあります。

ポリフェノールの神経系保護効果
お茶に含まれるポリフェノール類は以下により神経系を損傷から保護している可能性があります:
紅茶にも強力な抗酸化能力

緑茶に比べて紅茶に含まれるカテキンの量は少ないのですが、これは完全発酵茶である紅茶の発酵過程において不発酵茶である緑茶に含有されるカテキンがテアフラビンに変換されるためです。 そして、このテアフラビンのフリーラジカル(活性酸素種もフリーラジカルの一種)除去能力はカテキンに比べて遜色ありません。 したがって紅茶にも強力な抗酸化能力が備わっています。