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口唇ヘルペスへの対処法

口唇ヘルペスとはウイルスが原因で唇の周囲に小さな水ぶくれが出来る病気です。 口唇ヘルペスの症状が治まってもヘルペスを引き起こすウイルスは体内に残っていて、何らかのきっかけで再活性化すると再び口唇ヘルペスの症状が発生します。 米国では14~49才の国民の半数以上がヘルペスを引き起こすウイルスを保持しています。

口唇ヘルペスの原因となるウイルス

ヘルペス・ウイルスには何種類もありますが、Wikipediaによるとヒトに感染するヘルペス・ウイルスは5種類で、そのうち口唇ヘルペスの原因となるのは HSV-1 と HSV-2 の2種類です。

HSV-1 は主として口唇ヘルペスの原因となり、HSV-2 は主として性器ヘルペスの原因となりますが、最近では HSV-1 が性器ヘルペスの原因となるケースが増加しつつあります。
HSV と HHV
HSV-1 は "HHV-1" と表記されることもありますが同じウイルスを指します。 HSV-2 と HHV-2 など他のヘルペス・ウイルスについても同様です。 HSV は Herpes simplex virus の略語で、HHV は human herpesvirus の略語です。
再発のきっかけ

米国皮膚科学会によると、口唇ヘルペスが再発するきっかけは次のようなものです:

  • ストレス、疲労、健康の衰え
  • 風邪、発熱、インフルエンザ 参考記事: ヘルペスが再発するメカニズムが明らかに
  • 日光(紫外線)にさらされる
  • ホルモンの変化(月経や妊娠など)
  • 外傷(髭剃りによる傷や、歯科治療、美容外科手術など)
口唇ヘルペスへの対処法
口唇ヘルペスの水ぶくれの前兆は、灼熱感や、ピリピリするような感じ、あるいは痒みです。 口唇ヘルペスの症状の大部分は放置していても数日~数週間で治りますが、次のような方法によって口唇ヘルペスに対処することができます:
  1. 市販薬
    抗ウイルス作用のある市販薬を患部に塗ることで、ウイルスの増殖速度を抑制したり、症状が軽減されたりします。 ただし薬が効かないこともあります。
  2. 処方薬
    口唇ヘルペスが発生してから72時間以内に抗ウイルス効果のある処方薬を服用することで、症状が出ている期間が短縮される可能性があります。 この種の処方薬はヘルペスの再発を予防する効果もあるので、何度も再発を繰り返す人は皮膚科医に相談してみると良いでしょう。
    処方薬
    ドラッグストアなどでは売られておらず購入に医師の処方箋が必要となる薬のことを処方薬といいます。
  3. 痛み止めの薬
    口唇ヘルペスによる痛みにもイブプロフェンやアセトアミノフェンなどを有効成分とする鎮痛薬が有効です。
  4. 食事
    口唇ヘルペスの症状が出ているときには、トマトや柑橘系果実などのように酸を含む食品を避けると良いでしょう。 酸を含む食品は皮膚を刺激して痛みを悪化させます。
  5. 冷やす
    濡れタオルなどで患部を10分ほど冷やすことにより、ヘルペスによる炎症を軽減することが出来ます。 患部を冷やすのは1日に数回行います。
口内炎は感染したりしませんが、口唇ヘルペスには強い感染力があり、キスなどの直接的な接触や、コップ・剃刀・タオル・歯ブラシの共用などのような間接的な接触によって他の人に感染する恐れがあります。