オフィスに侵入した風邪のウイルスは4時間でオフィスの半分に広がる

(2014年10月) アリゾナ大学の研究によると、手で押して開くタイプのドアの手で押す部分が風邪やインフルエンザのウイルスに汚染されると、わずか4時間のうちにオフィスの表面の半分および従業員の半数の手の平に広まると考えられます。

研究の方法

この研究では、80人の従業員が働くオフィスの入り口のドアを、形状・サイズ・生存能力において風邪のウイルスおよび胃腸風邪(ウィルス性胃腸炎)のウィルスに似ているウイルスで人為的に汚染するという実験を行いました。

結果

入り口のドアを汚染してから2時間のうちに、休息室に置かれているコーヒーポット、電子レンジのボタン、冷蔵庫の取っ手から、トイレ、オフィスに置かれている電話、机、PC にいたるまで様々な場所に汚染が広がりました。

そして4時間後には、複数の人が手を触れる箇所の50%超および約半数の従業員の手の平からウイルスが検出されたのです。

従業員のうちの一人に風邪のウイルス(症状を引き起こさないタイプのもの)を感染させるという実験でも同様の結果となりました。

これらの結果から研究グループは、ウイルスが従業員に感染するリスクが30%であると計算しています。

資金提供
この研究は、クリネックス(ティッシュペーパー)や紙オムツなどの商品を製造しているキンバリークラーク社の資金提供により行われました。