結腸ガン患者は精白穀物を控えると無病生存期間が失われにくい

(2018年6月) "JNCI Cancer Spectrum" に掲載されたダナ・ファーバーがん研究所などによる研究で、精白穀物(白米など)をよく食べる結腸ガン患者は無病生存期間が失われやすいという結果になっています。

研究の方法

ステージ3の結腸ガンで化学療法を受けた患者 1,024人を対象に、アンケートで穀類の摂取量を尋ね、その後の7.3年間前後における生存状況を追跡調査しました。

結果

追跡期間中に394人にDFSイベント(*)が生じました。
(*) ガンの再発・原発性ガンの新規発生・死亡(死因は問わない)のいずれか。

精白された穀物を3食分/日以上食べていたグループは、1食分/日未満しか食べていなかったグループに比べて、DFSイベントのリスクが56%増加していました。

未精白の全粒穀物に関しては、3食分/日以上を食べていたグループと1食分/日未満しか食べていなかったグループとの間でDFSイベントのリスクに差が見られませんでした。

研究チームの計算によると、精白穀物1食分/日の代わりに全粒穀物1食分/日を食べるようにするとDFSイベントのリスクが13%低下します。