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便秘を解消するためのツボは会陰部にあり

(2014年11月) 鬱症状やQOL(生活の質)、生産性低下の原因にもなる便秘ですが、"Journal of General Internal Medicine" に掲載されたカリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究によると、会陰部(肛門と性器の間)を自分で指圧することによって便秘を解消できます。

研究の方法
この研究では、18才以上の人たち91人を対象にランダム化臨床試験を行いました。 91人はいずれも、機能性便秘(薬の副作用などではなく生活習慣を原因とする便秘)の基準となる次の条件を満たしていました:
  • 排便の回数が週に3回未満。
  • 便通の1/4以上において、排便時にきばる必要がある。
  • 便通の1/4以上において、便が固い、あるいは鹿の糞のような便である。
  • 便通の1/4以上において、排便後にも便が残っている感じでスッキリしない。
  • 便通の1/4以上において、便が詰まっている感じがする。
  • 便通の1/4以上において、指で便を引きずり出す。

研究チームは試験参加者の会陰部を3~5分間指圧し、自宅でも便意を感じたときに同様の指圧を自分で行うように指示しました。 会陰部の指圧には、固い便を破砕し、筋肉をリラックスさせ、便通に関与する神経を刺激する効果があります。

結果
自己指圧を4週間続けた後の主な結果は次の通りです:
  • 72%の人が『指圧が便の破砕、軟化、便通に有効だった』と回答した。
  • 54%の人が『指圧が痔の回避あるいは既存の痔の軽減に役立った』と回答した。
  • 82%の人が『今後も自己指圧をやり続けるつもりだ』と回答した。
  • 72%の人が『自己指圧による便秘解消法を家族や友人にも薦めたい』と回答した。
留意点
この研究には、試験参加者数が少ない、盲検試験ではない(プラシーボ効果が結果に影響している可能性がある)などの弱点があります。 また、自己指圧が便秘の予防にも有効であるかどうかは不明です。