コンタクトレンズを付けたまま泳いで失明

英国サザンプトンに住む、ハーストさんという28才の女性がアカントアメーバ角膜炎で左眼を失明しました。 アカントアメーバ角膜炎というのは奇病ではありますが、その原因は水中に普通に存在するアメーバです。

ハーストさんは、コンタクトレンズを付けたまま、ホテルのプールで少し泳いだだけでした。 眠る前には外し、洗浄も欠かさないなど、コンタクトレンズに関しては日頃から注意していたのに、泳ぐ前にコンタクトレンズを外そうとは思わなかったそうです。

この病気では、光に過敏になるため、彼女は三ヶ月間も暗い部屋に閉じこもっていました。 入院して4回も手術を受け、30分おきに目薬をさす必要がありました。 部屋が真っ暗でなくてはならないので、できることと言えばラジオを聴くことぐらい。 一度、どうしても外を見たくなって、夜にカーテンを少し開けてみたところ、月の光ですら眼がすごく痛んだそうです。

ハーストさんを治療した眼科医によると、コンタクトレンズを付けていて、眼に炎症ができたり、光に過敏な状態が数時間たっても治らない場合には、医師またはコンタクトレンズ屋さんに相談するべきで、24時間以上も異常が続くようなら、眼科医の診察を受けなさいということです。

元記事には説明がありませんが、Wiki によると「アカントアメーバは眼球とコンタクトレンズの間でも増殖し得る」ということなので、泳いでいるときに眼球とコンタクトレンズの間にアメーバが侵入し、それが増殖したということでしょうか。 コンタクトレンズをしていなければ、アメーバが眼球に付着しても増殖しにくい?

英国のコンタクトレンズ協会によれば、次のような行為でコンタクトレンズの感染症の恐れがあります:

  • コンタクトレンズやその容器の手入れに水道水を使う。 または、レンズを扱う前に手を十分に乾かさない。
  • コンタクトレンズを付けたまま入浴や(ゴーグルを付けずに)水泳をしたり、シャワーを浴びる。
  • 効果の失われたコンタクトレンズ用洗浄液を使う。
  • コンタクトレンズの説明書に従わない。