銅はアルツハイマー病の原因とならない

脳に含まれる銅がアルツハイマー病のプラーク(老人斑)の原因となるか否かについての議論がありますが、英国の大学が行った研究で、銅は、脳とほぼ同じ実験環境において、βアミロイドの形成を(促進せず、むしろ)抑制するだけでした。 このことから、銅がアルツハイマー病のプラークの形成に直接的に関与しているとは考えられません。

逆に、銅の体内量が少ないと、βアミロイドがアルツハイマー病のプラークとして蓄積するメカニズムを促進する可能性さえあります。

同じ金属で、アルミニウムもアルツハイマー病との関連が疑われていますが、国立健康・栄養研究所によると、あまり心配は無いようです。

しかし一方で、金属が関連するアミロイドβ(metal-associated amyloid-β)をアルツハイマー病の原因とみなして行われている研究もあります。参考記事: 緑茶の成分EGCGがアルツハイマー病に有効かも