コットンボール・ダイエットは危険です

(2013年11月) 米国では十代の子供の間で、コットンボール・ダイエットという手法が数年前から流行しています。 綿の玉を飲み込み、それによる満腹感で食事量を減らそうというものです。 コットンボール・ダイエットでは、綿の玉を(飲み込みやすくするために)ジュースなどの飲み物に浸したものを一度に5つほど飲み込みます。 食事前に綿の玉を食べるケースもあります。

しかし、このコットンボール・ダイエットは危険です。 命に関わる事故の原因ともなりかねません。 コットンボールの成分は綿だけではなく、ポリエステルなどの人工繊維が混じっていることもあります。 さらに、綿の漂白に使われる化学物質も体に有害です。

また、飲み込んだコットンボールが消化管のどこかに詰まって消化管結石の原因となることも考えられます。 消化管結石は通常、毛髪や過多の食物繊維が原因で起こりますが、コットンボールはこれらに性質が良く似ているのです。
コットン(木綿)は91%がセルロースで出来ています。 ヒトはセルロースを消化できません。
最近の研究によるとコットンボール・ダイエットに最も興味をそそられる層は、9~16才の女の子です。
コットンボール・ダイエットは YouTube などでやり方が広まっているそうなので、日本でもそのうち流行るかもしれません。 あるいは既に流行っているのでしょうか?