サフランの黄色に肌のアンチ・エイジング効果?

(2018年6月) "International Journal of Cosmetic Science" に掲載されたロレアル社などの研究によると、クロシンと呼ばれる色素が肌のアンチ・エイジングに役立つ可能性があります。
D Fagot et al. "Crocin, a natural molecule with potentially beneficial effects against skin aging"

研究の方法

培養したヒト皮膚細胞(表皮角化細胞と皮膚線維芽細胞)を用いた生体外実験を行いました。

パエーリャの黄色はクロシンの色

結果

クロシンに次の効果のあることが示されました:
  1. 抗酸化能力でROS(活性酸素種)に対抗する
  2. 紫外線A波(UVA)が引き起こす過酸化からスクアレンを保護する
  3. 炎症メディエーターの放出を防ぐ

アンチ・エイジング用のスキンケア製品にクロシンを利用できるかもしれません。

言葉の説明

クロシンはカロテノイドの一種で黄色をしています。 クロシンはサフランやクチナシの実の成分で、サフランの黄色はクロシンの色です。

ROSは酸化ストレスを引き起こす物質で、炎症メディエーターは炎症を引き起こす物質です。 酸化ストレスも炎症も肌の老化に深く関与しています。

スクアレンは皮脂腺から分泌される物質です。美肌効果があるとしてサメ由来のスクアレンがサプリメントなどの製品に利用されています。