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乳製品と骨折リスクの関係

(2018年1月) "BMC Public Health" に発表されたシステマティック・レビューによると、「乳製品で骨折のリスクが減る」とヒトコトでくくれるほどに乳製品と骨折リスクとの関係は単純ではないようです。

レビューの方法

乳製品の摂取量と股関節骨折のリスクとの関係を調べた18の研究のデータを分析しました。 18の研究は 2017年4月17日までに発表されたもので、ケース・コントロール研究が8つ、コホート研究が10でした。

結果

コホート研究

コホート研究のデータに限って分析したところ、乳製品全体と股関節骨折リスクとの間に関係は見られませんでした。

乳製品の種類別に分析すると、ヨーグルトの摂取量が多い場合には少ない場合に比べて25%のリスク低下、同様にチーズでは32%のリスク低下でした。 牛乳の摂取量と股関節骨折リスクとの間に関係は見られませんでした。

ケース・コントロール研究

ケース・コントロール研究では、牛乳の摂取量が多い場合には少ない場合に比べて股関節骨折のリスクが29%低いという結果でした。