乳製品の摂取量と血管年齢の関係(メタ分析)

(2019年4月) "Nutrients" 誌に発表されたメタ分析で、乳製品の摂取量が多くても動脈スティフネスに悪影響は見られないという結果になっています。

研究の方法

乳製品の摂取量と脈波伝播速度(PWV)との関係を調べ 2019年1月末までに発表された横断研究の中から所定の基準を満たす7つの研究を選出し、それらのデータをまとめて分析しました。 データに含まれる人数は合計 16,443人でした。

結果

乳製品全体の摂取量が多い場合およびチーズに限った摂取量が多い場合には僅かではあるもののPWVが遅い(血管年齢が若い)という結果でした。 牛乳に限った摂取量とPWVのあいだには関係が見られませんでした。

今回のメタ分析では、乳製品が少なくともPWVに悪影響を及ぼしはしないという結果となりました。 ただし、データが不足しているため乳製品摂取量と動脈スティフネスの関係を調べる研究を今後も行う必要があります。