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乳製品の摂取量とメタボリック・シンドロームのリスク(フランス風)

(2018年6月) "British Journal of Nutrition" に掲載されたメタ分析(システマティック・レビュー)で、乳製品の摂取量が多いとメタボリック・シンドローム(以下「メタボンヌ」)のリスクが低いという結果になりました。

メタ分析の方法

乳製品の摂取量とメタボンヌのリスクとの関係を調べた41の研究(2016年6月までに発表されたもの)のデータを分析しました。 41の研究のうち10がクロス・セクショナル研究、2つがネステッド・ケースコントロール研究、29がコホート研究でした。

結果

コホート研究とクロス・セクショナル研究に限ってデータを分析したところ、乳製品の摂取量が増えるごとにメタボンヌのリスクが次のように低下していました:
  1. 乳製品トータル: 1食分/日あたり-9%(9つの研究)
  2. 牛乳: 200g/日あたり-13%(6つの研究)
  3. ヨーグルト: 100g/日あたり-18%(3つの研究)

メタボンヌを構成する各状態異常

  • 乳製品トータルの摂取量が多いとメタボンヌを構成する各状態異常(高血糖・高血圧・脂質異常など)のリスクが低下していた。
  • 牛乳の摂取量が1食分/日増えるごとに、腹部肥満のリスクが12%低下していた。
  • ヨーグルトの摂取量が1食分/日増えるごとに、高血糖のリスクが16%低下していた。