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乳製品の摂取量は心臓発作・脳卒中のリスクや死亡リスクに影響しない

(2017年4月) "European Journal of Epidemiology" に掲載されたレディング大学などによるメタ分析で、乳製品の摂取量は死亡リスクや心血管疾患(心臓発作や脳卒中)になるリスクに影響しないという結果になりました。

研究の方法

乳製品の摂取量と総死亡リスク(死因を問わない死亡リスク)や心血管疾患になるリスクとの関係を調べた29の研究のデータを分析しました。 データに含まれる人数は94万人近く、死亡件数は9万3千件超でした。

結果

牛乳や乳製品トータルの摂取量と総死亡リスクや心血管疾患になるリスクとのあいだに関係が見られませんでした。

乳製品の種類別に分析すると、チーズに限り摂取量が10g/日増えるごとに心血管疾患になるリスクが2%下がっていましたが、統計学的な有意性が微妙でした。

しかも、この「チーズでリスクが2%下がる」という結果はスウェーデンで行われた大規模な1つの研究のデータに依存しており、このスウェーデンの研究を除外するとチーズ摂取量と心血管疾患になるリスクとの関係は消滅しました。
乳製品の摂取量が多くても少なくても、死亡リスクや心血管疾患になるリスクが増えも減りもしないというわけです。