果肉が柔らかいリンゴは賞味期限が過ぎたリンゴだった

調査の背景

リンゴは固いのが良い

リンゴの美味しさの重要なパラメーターの1つは食感です。 リンゴたるものシャキシャキと固くなくてはなりません。

何故ならば、シャラっと柔らかい食感のリンゴ(「駄目リンゴ」や「はずれリンゴ」などと呼ばれる)は、その不快な食感でヒトの心を蝕むからです。 柔らかい食感のリンゴがもたらす精神的ダメージは黒板を爪でひっかくのに準じます。 口の中のシャラシャラの気色の悪い食感をデローっと口から吐き出したくなります。

リンゴの種類に関する認識

子供の頃の経験から、私のリンゴに関する認識は「フジりんごは固くて美味しく、サンツガルは駄目リンゴばかり」というものでした。

今年のリンゴ

ところが、この冬から実に久しぶりにリンゴを食べるようになったのですが、フジりんごなのに駄目リンゴであるというケースに頻繁に出くわしています。

今しがた食べたフジりんごも食感が柔らかい駄目りんごで、食べるのが苦痛でした。 昨日食べたフジりんごも一昨日食べたフジりんごも駄目リンゴでした。

これらのリンゴはいずれも同じ袋に入っていたものですが、今月になってから食べてきた別の袋に入ったフジりんごも、かなりの確率で駄目リンゴでした。

3~4個の袋詰めで売られている「訳ありリンゴ」だから駄目リンゴ率が高いのかと思い、バラ売りの綺麗なフジりんごを数個買ってみたこともありますが、どれも駄目リンゴでした。

駄目リンゴ率の高さに業を煮やしたわたくしは、駄目リンゴの正体の解明に乗り出すことを決意しました。

調査の方法

「リンゴ 柔らかい 不味い ムカつく」というキーワードで検索しました。

結果

調査の結果、収穫からの時間経過によりリンゴが駄リンゴ化することが明らかになりました。 つまり駄リンゴの正体は、鮮度の落ちた(産地の人の言葉を借りれば「賞味期限の過ぎた」)リンゴだったのです。

リンゴを室温で数日でも放置すると、リンゴが駄目リンゴへと堕ちてしまうそうです。

駄目リンゴを「フカフカりんご」などと称し好んでこれを食すという人たちも一部に存在しますが、 リンゴの産地の人たちは駄リンゴのことを「ぼけリンゴ」と呼んで忌み嫌い(不味いので)決して口にしないそうです。

したがって、スーパーで買ってきたリンゴを買ってきた当日に食べても駄リンゴであるというのは、店で販売されている時点でリンゴの鮮度が落ちているということなのでしょう。

対策

リンゴを室温で放置すると駄目リンゴになるということなので、買ってきたリンゴは直ちに冷蔵庫に保管すべきです。 スーパーで売られている時点で駄目リンゴ化しているものはどうしようもありません(駄目リンゴを見分ける方法は存在しない)けれど。

ここ数日、駄目リンゴ率がやけに高かったのは、冬になって室温が下がったのでリンゴを冷蔵庫に入れていなかったせいもあるかもしれません。

あと、リンゴの種類によりボケやすさ(鮮度の落ちやすさ)に差があるそうです。 サンツガルはきっとボケやすいリンゴで、それゆえに駄目リンゴであることが多いのでしょう。

残された疑問

駄目リンゴの正体は明らかになったものの、子供のときに食べたフジりんごが美味しかったのに今年のフジりんごが駄目リンゴばかりである理由は依然として不明です。 子供のときに食べたフジりんごのうち美味しかったモノだけが記憶に残っているのかもしれませんが、フジりんごにハズレがあったのならば「サンツガルは不味い」という記憶と同様に「フジにも不味いものがある」という記憶が残っていて良さそうなものです。

いちばん可能性が高いのは、現在わたしが利用しているスーパーがド庶民向けの格安スーパーで、それゆえに商品の鮮度が悪いことが多いというものだと思います。 子供の頃はリンゴをたぶんコープで買っていたと思いますが、いま私が利用している格安スーパーは明らかにコープよりもランクが低く、鮮度に明らかに問題がありコープなら販売しないような品質の野菜を販売していることがあります。 果物は外見から品質を判断できないことも多いのですが、野菜と同じような内情なのではないでしょうか。

リンゴの駄目リスク

この10月以降に私が食べてきたリンゴの種類の変遷は、サンツガル → 未希ライフ → フジりんご → シナノスイート → フジりんご というものです。 今日はじめて、「サンフジ」というリンゴと「ぐんま名月」という青りんごを買ってみました(まだ食べていない)。

こうしたリンゴたちの中で駄目リスクが最も高いのは、ダントツで「サンツガル」です。 基本的に柔らかくて不味い。 名前に「サン」と付くのは果実を日光にさらして育てられたものだそうで、美味しく育ちそうなものですがサンツガルは90%の確率で駄目リンゴ。 お前はホント駄目なリンゴだよ、サンツガル!

その次に駄目リスクが高いのは「未希ライフ」と言いたいところですが、「フジりんご」の昨今の駄目率の高さを考えると、「フジりんご」も「未希ライフ」と同程度にダメなリンゴです。

駄目リスクが最も低いのは「シナノ・スイート」で、私がこれまでに食べた(15個ぐらいは食べたはず)うちに駄目なのは1つもありませんでした。 売れ残りで古くなっていたと思われるものも果肉が柔らかくなっていませんでした。 ただ、「スイート」の名に違わず酸味よりも甘味が勝っています。

最も美味しいリンゴはやはり、ダメでない「フジりんご」です。 果肉がしっかりと固く甘味と酸味の両方が充実しているフジりんごは、スーパーで1個100円以下で売られているリンゴの最高峰です。

この秋冬のフルーツ体験の結晶

果物はどれも当たり外れが大きい、と言うかハズレが多いですね。 リンゴに限らず、グレープフルーツやキーウィ、パイナップルにしても味が薄いものと濃いものがある。 グレープフルーツは実が充実していないガスガスのものもある。 ただ、アタリハズレが激しいのはやっぱりリンゴ。 果肉が固くても味が薄いリンゴも多い。 冷凍のブルーベリーは基本的にハズレで味が薄いのばっかり。 そういう意味ではブルーベリーはアタリハズレが少ない。 ブルーベリーで充実してるのは色だけ。「色素すげー」とか思う。バナナは比較的アタリハズレが少ないが、4本入りで98円(プラス消費税8%)のときにしか買わない。 豆腐より少しマシという程度の食べ物でしかないので。退屈な食べ物ランキングの1位が豆腐で2位がバナナ。 3位はウドン。

リンゴとグレープフルーツは、外は綺麗なのに中が腐っていたりカビが生えたりしているものもある。 キーウィはそういうことがない。 グレープフルーツのカビは常に黒カビ。 リンゴの種が入ってる部分にだけカビが生えてるのをよく見かけるけど、あれはどういう経緯であそこにだけカビが生えるのかな?

グレープフルーツ(ルビー)は、果肉に白っぽいラインが入っていると美味しい。 リンゴやパイナップルは、実の中心部よりも皮に近い辺りの味が濃いくて美味しい。 味の薄いリンゴでも皮の付近だけは味があったりする。 したがって、リンゴの皮を剥くのは損。 この冬になってリンゴを食べるようになったのは、ネットで検索して「リンゴは皮を剥かずに食べれる」という結論に達したため。 私は柿も皮を剥かずに食べます。 梨も皮を剥かずに食べれるなら買ってみたい。 キーウィはスプーンですくって食べるが、皮が破れるのが面倒なので出来れば皮ごと食べたい。 農薬が少ない果物にランキング入りしてたはずだし。