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サマータイム移行期には心臓発作、事故、自殺が増える

サマータイムの移行期には、心臓発作・事故・自殺のリスクが増加します。

サマータイムがもたらす弊害
心臓発作の増加
2012年に行われた研究で、米国ミシガン州の2つの病院のデータ6年分を分析したところ、心臓発作で運び込まれる患者の人数が、普通の日曜日には平均13人であるのに対して、サマータイムに移行した週の日曜日には(6年の)平均で23人でした。 実に55%以上の増加です。 スウェーデンで行われた研究でも、サマータイムに切り替えてからの三日間に心臓発作のリスクが増加するという結果が出ています。

事故の増加

サマータイムへの切り替えでは交通事故なども増加します。 サマータイムに切り替えた後の一週間のあいだ交通事故は11%増加し、職場での事故も増加します。

男性の自殺が増加

また、"Sleep and Biological Rhythm" 誌に掲載された研究によると、サマータイムへの切り替えで男性の自殺率も増加します。 1年のうちで男性の自殺率が最も高いのがサマータイムへの移行時期なのです。 専門家の話では、サマータイムに移行して朝が一時間早くなることで、「月曜日の朝の憂鬱」が増大するそうです。 単に1時間早く出社するのが憂鬱というのではなく、体内のサーカディアン・リズムと外部環境とのズレが原因なのです。

考えられる理由

サマータイムへの移行によるこれらの弊害の原因は、移行によって睡眠時間が減るためだと考えられています。 サマータイムに体が適応するのに要する期間は最大で2週間ほどです。

対策
サマータイムへの移行による体への負担を和らげる方法は次の通り:
  • サマータイム実施当日の数日前から早めに就寝し、早めに起床し始めておく。
  • 体内時計を調節するために、朝起きたらすぐ日光を浴びる。
  • 週末に運動をする。
  • 土曜日に昼寝をしない。
  • 朝食をしっかり食べる。
  • サマータイム移行の前後はカフェインとアルコールを控える。