(*) ブルーライトとは青色を主体とする光のことで、電子機器の画面から発せられます。 睡眠のリズム(サーカディアン・リズム)がブルーライトに特に敏感であることが知られています。
研究の概要
十数人の若い男女を被験者として、タブレット型のPCを用いて夜間に2時間の読書をしてもらうという試験を行ったところ、昼間にたっぷり光を浴びていた場合にはタブレット型PCから発せられるブルーライトが睡眠に及ぼす悪影響が見られませんでした。
アドバイス
研究者によると、日中を室内で過ごす場合には照明の光を強くすることによって、夜間のブルーライトの睡眠への悪影響を防げると思われます。
ただし、仕事やSNSなどで夜間にPCやスマホなどを使用する場合には、ブルーライト以外の要因(仕事や人間関係のストレスなど)のために睡眠が妨げられることがあるので要注意です。