多額の借金が精神面だけでなく肉体的な健康にも悪影響

(2013年8月) ノースウェスタン大学の研究グループが借金と健康の関係を調べたところ、多額の借金を抱えている若い人では、最低血圧が高くなり、精神面だけでなく肉低的にも不調を訴えるケースが増加する傾向にありました。

この研究で24~32歳の青年 8,400人のデータを分析したところ、資産に対する負債の割合が高い人では、本人が感じているストレスと鬱症状の度合いが強いだけでなく、最低血圧が増加し、肉体的な不調(本人の申告による)も増加する傾向にあったのです。

多額の借金を抱えている青年では、最低血圧が1.3%増加していました。 この1.3%という数字は、臨床的に見て有意な(統計学的に意味のある)数字で、研究者によると、最低血圧が2%増加すると、高血圧症になるリスクが17%、そして脳卒中のリスクが15%増加します。

さらに、今回の研究では、借金によってストレスの度合いが11.7%、鬱症状の度合いが13.2%、それぞれ平均と比べて増加していました。

「多額の借金」がどの程度の金額かは不明です。 8,400人のうち、債務超過の人は20%でした。