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10年間における体重の変化と死亡リスクとの関係

(2017年9月) ハワイ大学などの研究チームが10年間における体重の変化と死亡リスクとの関係を調べた結果が "International Journal of Obesity" に発表されています。

研究の方法

ハワイやカリフォルニアに住み心臓病でもガンでもない45~75才の米国人6万3千人(人種は様々で日系も含む)を対象に、体重を10年間の期間を空けて2回にわたり測定した(10年間における体重の変化を調べた)のち、7.3年間にわたり生存状況を追跡調査しました。

結果

追跡期間中に 6,623人が死亡しました。 追跡開始前の10年間において体重が安定していた(体重の増減の幅が2.5kg以内だった)場合に比べて、体重が減っていた場合や体重の増え方が最高クラスだった場合には死亡リスク(死因は問わない)が増加していました。

10年のあいだ体重が安定していたグループに比べたときの死亡リスクが、10年間における体重の減り方が10kgを超えていたグループでは2.86倍、体重の増え方が10kgを超えていたグループでは1.25倍でした。

その他の結果は次のようなものでした:
  • 10kg超の体重減少と死亡リスクとの関係は、日系とラテン系で顕著だった。
  • 10kg超の体重増加と死亡リスクとの関係は、初回の体重測定の時点で55才以上であった場合に顕著だった。
  • 体重減少(減少の程度は問わない)と死亡リスクとの関係は、初回の体重測定の時点で普通体重だった場合や非喫煙者である場合に顕著だった。