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血液型により異なるデング出血熱の発症リスク

(2018年4月) "VirusDisease" 誌に掲載されたジャフナ大学(スリ・ランカ)などの研究によると、血液型によってデング・ウイルスに感染したときにデング出血熱を発症するリスクが異なります。

研究の方法

スリ・ランカ北部に在住でデング・ウイルス検査において陽性と診断された患者405人の血液型とデング出血熱の症状の有無を調べました。

結果

血液型がAB型の患者は他の血液型に比べて、デング・ウイルスに感染したときにデング出血熱を発症するリスクが2.5倍でした。 血液型がO型の患者は、他の血液型よりもデング出血熱の発症率が低くなっていました。

デング出血熱とは

デング出血熱は、ネッタイシマカに刺されて感染するデング・ウイルスの感染症の1つです。 デング・ウイルスに感染したときに表れる症状として比較的軽症なのがデング熱で、重症なのがデング出血熱です。 デング出血熱になると死亡することもあります。

デング・ウイルスへの感染は熱帯/亜熱帯地域が主ですが、日本国内でもデング・ウイルスへの感染が報告されています。 日本に生息するヒトスジシマカもデング・ウイルスを媒介し得ます。