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飲酒により虫歯治療の詰め物が取れやすくなる。 詰め物が取れやすい体質の人も

(2017年11月) "Frontiers in Medicine" に掲載されたピッツバーグ大学などの研究によると、喫煙や飲酒のほか遺伝子的な体質によっても虫歯治療の詰め物に問題(詰め物が取れたり詰め物で治療した箇所に虫歯が再発したり)が生じやすくなります。

研究の方法

ピッツバーグ大学歯学部に保存されている 4,856人分の医療データを調査しました。 この医療データには、詰め物で歯を治療してから5年間の状況が記録されています。

結果

飲酒習慣がある場合には詰め物に問題が生じるリスク(オッズ比)が4.4倍でした。 男性では喫煙習慣がある場合にもリスクが増加していました。

また、細胞外マトリックス分解酵素の一種であるMMP2を作る遺伝子のタイプによっても詰め物に問題が生じるリスクに差がありました。 MMP2に歯に存在するコラーゲンを分解する作用があるため、MMP2遺伝子のタイプによっては詰め物と歯との接合が解けやすくなるのかもしれません。