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欝の原因

鬱(うつ)とは気分障害の一種であって、憂鬱な気分だけでなく、不安感、焦燥感、生きる気力の喪失などの精神症状も含みます。 鬱診断ツールはネット上に数多くあるので、鬱かなと思ったらセルフチェックをしてみましょう。

欝の原因というと、仕事などのストレスが思い浮かびますが、その他にも意外な鬱の原因があります。 「思い当たる節が無いのに欝だ」という人は以下をチェックしてみましょう。
  1. 喫煙
    ニコチンは神経伝達機能に作用して、ドーパミンやセロトニンの分泌を促します。 これは実は、抗鬱薬と同じ作用なのです。 喫煙をするというのは、うつ病でないのに抗鬱薬を飲んでいるようなものなのです。 つまり、喫煙者は抗鬱薬を飲んでいるのが普通の状態なので、タバコを吸うのを止めるとうつ状態になるというわけです。 喫煙が原因で鬱である場合は、禁煙すると鬱が治ります。
  2. 甲状腺の異常
    甲状腺の異常によっても、うつ状態となることがあります。 倦怠感、冷感、乾燥肌、便秘、記憶力の低下、肌あれ等の症状もある場合には、甲状腺の異常を疑って見ましょう。
  3. 睡眠不足
    睡眠が不足すると、不安感が増大します。 同じ出来事に対して、睡眠不足のときの方が強く不安に感じるのです。
  4. 大好きなテレビ・ドラマや映画の最終回

    毎週欠かさず見ていたテレビドラマが終了したり、シリーズものの映画が完結したりすると、鬱になることが報告されています。 これは主に、作中の人間関係の中に自分の身を置いて、物語に浸りきることで寂しさを紛らわせていた人に生じる症状です。

    この症状は優れたマンガ作品を全巻一気読みした後に生じる症状としても有名です。 作中の登場人物の人間関係が心地よく、その人間関係を自分が大好きであるほど、この症状は酷くなります。 それは、まるで家族を失ったかのよう。

    対処法として最も効果的なのは、読了後すぐに一巻から読み直すことです。 めぞん一刻の場合、立て続けに2回繰り返し読むことで、読了後の鬱症状が緩和されました。 マンガ読了に起因する欝症状に対しては、別の高品質なマンガを読み始めるのも効果があります。
  5. 住環境
    都会に住む人は、田舎に住む人に比べて39%もうつ病になりやすいそうです。 あと、貧乏国よりも金持ち国の方が鬱率が高く、緯度が高いほど自殺率が高いことが知られています。
  6. 選択肢の多さ
    選択肢の多さで鬱になるというのは例えば、買い物中にオリーブオイルの種類が多過ぎて迷って鬱になるなどです。 この手の鬱は完全主義と関係があると考えられています。 つまり、買い物であれば、値段、機能、ニーズなどのあらゆる要素を鑑みて、自分にぴったりの商品を選ぼうとして頭が過負荷状態になって鬱になるそうです。 完全主義者が鬱になり易いという話は聞いたことがありますね。
  7. ω-3(オメガ-3)脂肪酸の不足

    オメガ3脂肪酸の不足がうつ病の原因となる可能性が指摘されています。 2004年のフィンランドでの研究では、女性が魚を食べる量が少ない場合にうつ病になり易いという結果が報告されています。

    このフィンランドの研究では女性のみとなっていますが、性別に関わらずω-3脂肪酸とω-6脂肪酸の摂取バランスは、うつ病の原因の1つとして疑われています。 日本の家庭でよく用いられるキャノーラ(菜種)油や大豆油は、ω-3脂肪酸を比較的多く含んでいます。
  8. 処方薬
    副作用としてうつ症状を引き起こす(酷いときには自殺してしまう)処方薬は多々あります。 にきびの薬・抗不安薬・睡眠薬・高血圧の薬・更年期症状の薬など。 市販の薬(薬局で売られている薬)の中にも、副作用で鬱になるものがあるので、服用前には使用上の注意を読みましょう。
  9. 認知症
    高齢者の場合には、鬱の原因が認知症かもしれません。 鬱症状を示す高齢者では認知症のリスクが 100%以上増加するという結果になった研究があります。 参考記事: 高齢者の鬱が認知症の兆候である可能性