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糖尿病の人には白内障が多い

(2018年2月) "Eye" 誌に掲載されたアングリア・ラスキン大学の研究で、糖尿病の人は白内障であることが多いという結果となりました。出典: Diabetes doubles chance of developing cataract

白内障とは

白内障とは眼のレンズが曇ってゆくという病気で、視覚障害の原因になります。 白内障の発症には活性酸素などのフリーラジカルが眼のレンズに引き起こす酸化ストレスが関与していると考えられています。

研究の方法

Clinical Practice Research Datalink と呼ばれ英国の全人口の7%をカバーするデータを分析しました。 データに含まれる糖尿病患者(40才以上)の人数は5万6千人超でした。

結果

糖尿病でない人では1千人あたり10.8人が白内障だったのに対して、糖尿病患者では1千人あたり20.4人が白内障でした。

白内障のリスクは糖尿病である期間が長いほど高く、糖尿病歴が2年未満の場合に比べて10年以上の場合には白内障のリスクが5.1倍でした。

白内障リスクの増加が顕著なのは45~54才で、糖尿病でない人に比べたときの白内障のリスクが、45~54才の糖尿病患者では4.6倍、50~54才の糖尿病患者では5.7倍でした。

また、糖尿病黄斑症を患っている糖尿病患者では白内障のリスクが糖尿病でない人に比べて6倍でした。