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糖尿病の人は食事回数を増やすよりも朝昼2回の食事が良い

(2014年5月) "Diabetologia" 誌に掲載されたチェコの研究によると、2型糖尿病患者の体重と血糖値を抑制するうえでは、同じカロリーならば6回に分けるよりも朝食と昼食の2回に分けるほうが有益だと考えられます。

この研究では、糖尿病の薬を服用している糖尿病患者54人(男性29人、女性25人)を2つのグループに分けて、12週間にわたって2種類の食事プログラムの一方をまず実践してもらいました。
参加者のデータ
年齢30~70才、BMI 27~50、HbA1c 6~11.8%(42-105 mmol/mol)
2種類の食事プログラムの一方は、1日の推奨カロリー摂取量より500Kcal少ない食事を1日6回に分けて食べるというもの(以下「A6」)で、もう一方は、これと同じカロリーおよび栄養の食事を朝食と昼食の2回に分けて食べるというもの(以下「B2」)でした。

そして12週間後に、両グループに今度はもう一方のプログラムを、再び12週間にわたって実践してもらいました。(B2 を行ったグループが A6 を、そして A6 を行ったグループが B2 を行った)

  結果
項目 朝食&昼食(B2) 1日6回(A6)
体重 -3.7kg -2.3kg
肝臓の脂肪率 -0.04% -0.03%
空腹時血糖値 58% 43%
空腹時C-ペプチド 減った 減ったが B2 ほどではなかった
空腹時血漿グルカゴン 減った 増えた
OGIS A6 よりも増えていた 増えていた

言葉の説明
  • グルカゴン - グリコーゲンをグルコース(ブドウ糖)に戻すホルモン
  • OGIS - 経口グルコース・インスリン感受性
A6 と B2 いずれのプログラムでも副作用は見られませんでした。