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配偶者が糖尿病と診断されると自分も糖尿病と診断されることが多い

(2017年8月) "Preventive Medicine" 誌に掲載されたエモリー大学などの研究で、配偶者が糖尿病と診断された人は自分も糖尿病と診断されるリスクが高いという結果になりました。

研究の方法

米国に住む350万人超の数年分のデータを用いて、前年のうちに同居の配偶者が糖尿病と診断されたグループと、同居の配偶者が糖尿病と診断されていないグループとで糖尿病のリスクを比較しました。 この2つのグループは、配偶者が糖尿病と診断されたかどうか以外の点においては釣り合うように選出されました。

結果

1年間における糖尿病の罹病率が、配偶者が糖尿病と診断されていないグループでは 1.5/1,000であったのに対して、配偶者が糖尿病と診断されたグループでは 16.4/1,000でした。 配偶者が糖尿病と診断されていないグループは糖尿病のリスクが8.7倍であるという計算になります。

解説

これまでにも複数の研究で、 配偶者が糖尿病であると自分が糖尿病と診断されるリスクも増加することが示されています。

同じ家で生活している配偶者は生活環境や生活習慣が同じとなることが多いので、糖尿病のリスク要因においても共通している可能性があります。

ただし、「夫や妻が糖尿病と診断された人は自分も糖尿病の検診を受けることが多く、そのために糖尿病が発見される機会が増えて糖尿病と診断されることが増える」という可能性も考えられるでしょう(今回の研究でも恐らく、この点は考慮していない)。
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