閲覧以外で当サイトのコンテンツを利用する場合には必ず引用・転載・ネタ探しをするときのルールに目を通してください。

糖尿病の配偶者歴リスク

(2014年1月) "BMC Medicine" 誌に掲載されたマギル大学(カナダ)のメタ・アナリシスによると、2型糖尿病のリスク要因として「配偶者歴リスク」も存在すると考えられます。 配偶者が糖尿病であると自分が糖尿病になるリスクも増加するというのです。

メタ・アナリシスの内容

このメタ・アナリシスでは、世界各地で行われた6つの研究のデータ(カップル総数は75,498組)を分析しました。

これらの研究の大部分は糖尿病に関するデータが明確ではなかったのですが、血液検査によって糖尿病の判断をしている(つまり信頼度が高い?)データのみに基づいて分析したところ、配偶者が糖尿病の人では本人が糖尿病になるリスクが2倍になっていました。 配偶者が糖尿病の人では、糖尿病前症のリスクも有意に増加していました。

コメント
研究者は次のように述べています:
「配偶者が2型糖尿病である場合には、本人も2型糖尿病になるリスクが26%増加していました」
「26%」と「2倍」という2つの数字が出てきますが、6つの研究すべてだと26%で、血液検査によって糖尿病の判断をした研究に絞ると2倍ということでしょう。
配偶者における糖尿病の有無が本人の糖尿病リスクに影響するのは、劣悪な食生活や運動量の少なさなど、糖尿病の原因となる生活習慣の多くを夫婦間で共有しているからだと考えられます。
「男性は女性ほど成人後に定期的に健康診断を受けないので、糖尿病の発見が遅れることがあります。 したがって、配偶者に糖尿病の病歴がある男性は糖尿病の検査を受けてみると良いと思われます」
家族歴という言葉がありますが、「配偶者歴」という言葉が必要になるかもしれませんね。
Copyright (c)2013-2017 最新健康ニュース All Rights Reserved.