足の感覚が無くなった糖尿病患者では心臓発作などのリスクが増加

(2014年8月) "Heart" 誌に掲載された研究によると、2型糖尿病患者の場合、血行不良による末梢神経障害(ニューロパチー)で足の感覚が無くなるのが心血管イベント(心臓発作や脳卒中など)の予兆であるかもしれません。

この研究で、心血管疾患の病歴を持たない英国在住の2型糖尿病患者 13,000人超のデータを調査したところ、末梢神経障害のある患者では心血管疾患を発症するリスクが増加していたのです。

今回の結果により、末梢神経障害の検査結果を用いて、モニタリングや治療を強化する必要のある高リスク患者を判定できる可能性が示唆されます。 末梢神経障害の検査は、設備の整っていない個人経営の診療所でも簡単に行なうことができます。

研究者は次のように述べています:

「足の感覚の喪失は足に生じる潰瘍の主要なリスク要因として知られていますが、今回の研究によると、足の感覚喪失の有無を心臓発作や脳卒中などのリスク増加のバロメーターとしても用いることが出来るかもしれません」