糖尿病患者がベジタリアンになると血糖値・コレステロール値・太りっぷりが改善 (メタ分析)

(2018年7月) "Clinical Nutrition" 誌に掲載されたメタ分析によると糖尿病患者は食生活にベジタリアン的な要素を取り入れると良いかもしれません。 ベジタリアンの食生活で糖尿病患者の血糖値・コレステロール値・太りっぷりが改善されるという結果だったのです。
Effie Viguiliouk et al. "Effect of vegetarian dietary patterns on cardiometabolic risk factors in diabetes: A systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials"

メタ分析の方法

糖尿病患者にベジタリアンの食生活を3週間以上続けさせた9つのランダム化比較試験(2018年2月26日までに発表されたもの)のデータを分析しました。 被験者数は9つの試験の合計で664人でした。

結果

ベジタリアンの食生活により次のように色々と改善されていました:
  1. HbA1c値: -0.29%
  2. 空腹時血糖値: -0.56mmol/L
  3. LDLコレステロール値: -0.12mmol/L
  4. 非HDLコレステロール値: -0.13mmol/L
  5. 体重: -2.15kg
  6. BMI: -0.74kg/m
  7. ウェスト・サイズ: -2.86cm

空腹時インスリン値・HDLコレステロール値・中性脂肪値・血圧はベジタリアンの食生活を続けても変化がありませんでした。

データの信頼性

今回のメタ分析に用いられたデータの信頼性は全体的には中程度でしたが、空腹時インスリン値・中性脂肪値・ウェストサイズに関してはデータの品質が良くありませんでした。